映画『NANA』はやっぱりレモンはキッスの味がイメージかな・・・ | 走る映画王の日記!(2005年映画&ワイン激闘編)

映画『NANA』はやっぱりレモンはキッスの味がイメージかな・・・

 先週末の日曜日の朝にネットの芸能ニュース観ていたら・・・映画『NANA』が『セカチュー』を抜いて100億円越えか・・・?のニュース読んだら居ても立ってもいられずにその晩のレイトショーに行って来ました!!

No.36『NANA』 (2005年 日本)
<監督>大谷健太郎
<原作>矢沢あい
<出演>中島美嘉、宮崎あおい、松田龍平、成宮寛貴、丸山智己 他

 少年マンガ(劇画)しか読まない僕だけど思わず嵌ってしまった2時間あまりでした。

 映画は中島美嘉扮する”大崎ナナ”が住む北国(東北のとある県の設定らしい・・・)から始まる。
 ナナ他バンドの面子、連、ヤス他が居酒屋で会話のシーンから。 でみんなと別れてナナと連の二人きりになり、駅前で雪の降る中に二人がマフラーを巻いて暖を取る・・・でシーンは2年後の宮崎あおい扮する”小松奈々”が上京するシーンへとターン・アップ!

 ナナと奈々は上京する電車の中で二人は偶然の出会いをし、同じ名前、同じ年齢であることを知り意気投合する。  駅で別れた二人のナナだがアパート探しの中で偶然に再会する。
 そして二人は共同生活することに、性格も育った環境も違う二人がお互いを知る中で成長していく○○○○ストーリー・・・

 う~ん、結構小バカにしていたけれど侮れないストーリーの細やかさ。コミックの1巻~5巻を忠実に映画化しているとか、原作は全然読んでいないんだけど何故か納得させられるストーリー構成であっという間に畳掛けてくる、脚本の細やかな仕事が判る1本。
 僕個人的には一昔前の『スラム・ダンク』と『TO-Y』(週刊少サンに連載されてたバンドもの)を足した様なイメージを感じたけど。 それだけミーハーっぽさだけではなくスピリッツ(魂)を感じさせて作品です。

 でも少女マンガに初めてスピリッツ(魂)感じました。 特に中島美嘉扮する”大崎ナナ”率いるバンド”ブラスト”のライブ・シーン圧巻だよ!
 それと背中合わせに徐々に解き明かされて”ナナ”の過去と恋路。本当にナナと連の二人のシーンは涙ってしまいました。
 昔はあんな臭いセリフやガキっぽいことも考えていたかなと思うと本当に泣けてきました。

 あ~!早く映画館に観に行って欲しい、性別も年齢も超えた1本です。

<評価>☆☆☆☆

*1. 個人的にはライバルバンド”トラネス”のヴォーカリスト・レイラに 扮する伊藤ゆうなチャンにも個人的には注目ー! その歌声にも注目!!

 2. ライバルバンド”トラネス”にはまだまだチェック!
 ベーシストには玉鉄が登場!
 本当に早くPART2が観たいね!
でも来年、公開は無理かな??

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